平成18年12月6日・8日・11日の3日間今年で3年目となりました。校医をしている帯広南商業高校へ講演をしに行って来ました。3年生5クラスを3回に分け「歯周病予防は10代から」として、8020を達成するために歯周病予防は10代のうちからのケアが大切だと言うお話をしてきました。歯周病の実例のスライドにはみな目を凝らして見入っているようでした。
講演会が終了した後に生徒のみなさんから感想をいただきましたので、一部を紹介いたします。
- 感想
-
- すっごい勉強になりました。普段何気なく歯を磨いているけど、やり方を間違えると体の至る所がダメになってしまうんだなと思いました。実際に歯肉炎とか歯周病になった人の歯を見たけど、かなり自分の中で衝撃的でした!!本当にあんな風になってしまうんだと思いました。あの画像を忘れずに、毎日きちんと歯を磨こうと思いました。
- 歯科講和を聞いて、絶対冬休み中にでも歯医者に行こうと思いました。
自分はちょっと前から、虫歯も何本かあるし、顎もカクカクなるので一度診てもらおうと思いました。
8020になるように心がけていきたいです。 - 歯周病の怖さを改めて知りました。十代からのケアが大切なので、今からちゃんと気をつけようと思いました。モニターでグラフや写真を使っての説明だったので、とても分かりやすく最後まで真剣に聞くことができました。
八十歳まで二十本残せたらいいです。 - 成人の歯は28本。自分はそのうち13本は治療済み、2本はまだ未処置です。今回の講和を聞き、虫歯と同時にPTCも受けてみようと思いました。
歯周病・・・歯の絵を見ているだけで恐ろしくなりました。ブラッシングを2分、毎日のプラークを取り歯石にならないよう心掛けていきたいです。自分は運動をしているため奥歯がもうあまりありません。噛み合わせをしっかりする事で運動能力の向上と聞いたので、実行していこうと思いました。また、キシリトールの国、スウェーデンのように80歳までに20本の歯を残せるよう、8020運動を頭に入れ、毎日のホームケアを欠かさないよう、頑張っていきたいです。そして今日教わった歯周病の予防やブラッシングの仕方、顎関節症などできるだけ多くの事を家族に伝えていき、広めていきたいと思っています。たくさんの人が8020運動を実行していけるように・・・今日はありがとうございました。すごく興味のわく授業が本当に楽しかったです。 - 大滝先生の話が面白く、とても聴きやすかったです。8020運動に始まり、「おかあさんはやすめ」や「ひみこのはがいいぜ」など、覚え易く工夫された知識を知る事ができました。噛む事の大切さ、歯周病の恐ろしさが全員に伝わったと思います。 私もその日の夕御飯から30回以上数えて噛み、5分以上の歯磨きをしました。最初は、30回以上も噛んだら噛むものがなくなるのでは?と思いましたが、そんな事は全くなく、むしろ調度良いくらいでした。歯磨きも同様に、そんなに磨いたら誰でも血が出るんじゃない?と思いながら教わったとおりに念入りに磨くと、気付けばそれくらいの時間が経っていました。
今日の講話のおかげで、私の歯の寿命は格段に延びました。これからも歯を大切にし、28本の歯と仲良く、そして80歳までに8本以上歯が減ることのないようにしたいと思います。今日はどうも有難うございました。 - 私は、産まれてから1本も虫歯になった事が無く、小さい時は、どうしても歯医者に行ってみたく、何回も虫歯に憧れた事があります。けど、今思えば虫歯というのはとても恐ろしく、今回の話を聞き、歯周病など本当に注意しなければと思いました。
噛む事で良い事がたくさん起こるのも初めて知りました。ただ、消化が良くなるだけだと思っていました。噛む事によってダイエットにもなると言っていました。一番簡単で身近なダイエット法だと思います。
私は、これからもきれいな虫歯ゼロの歯を保ち続けていきたいと改めて思い知らされました。 - 普段、それほど気にしていなかった歯について、この講話を聴いてしっかりケアをしていこうと思いました。 噛むということは脳が活性化され、運動能力や思考力、集中力の向上につながったり、肥満防止・病気の予防など、健康にも良い影響を与えるということを知り、食事をするときにはよく噛んで食べようという意識が高くなりました。また、歯周病について進行してしまったら全身にも影響を及ぼす危険があり、怖いと思ったので、予防のためにしっかりケアをしていきたいと思います。歯磨きのポイントも教えてくれたので、早速実践してみたいです。最近は虫歯とかもなく、歯科医に通うことが少ないけど、油断せずに歯の事を気にかけていこうと思います。